UDCすみだでは、区・千葉大学・情報経営イノベーション専門職大学・区内関係団体が一体となり、「大学のあるまちづくり未来ビジョン」の策定を進めています。
ビジョン策定にあたっては、国土交通省の官民連携まちなか再生事業に採択され、令和2年度から策定を進めています。
iU情報経営イノベーション専門職大学と千葉大学の両学の間に、「キャンパスコモン」という公共屋外スペースが誕生します。あずま百樹園の再整備と一体的に行われ、誰もが利用できる公共的な空間となる予定です。このキャンパスコモンの環境やデザインの質を向上するため、UDCすみだが中心となり、大学の知見を取り入れながら設計を進めています。
墨田区は学生のための安価な賃貸住宅が少ない地域です。一方、古く魅力的な木造住宅が多い地区として有名ですが、耐震や耐火などに問題があるケースが少なくありません。 そこで、学生が「考え」「作り」「住む」ことをスローガンに、長屋や空き家を改修し住み続けている居場所づくりのプロジェクトを始めました。そのプロジェクトを「すみだアカデミックハウス」と名付け、学生の実践教育の場としても位置付け活動しています。 令和3年度には東京都エリアリノベーション推進事業に採択され、現在、京島の古民家を対象にした「アカデミックハウス第2弾」がスタートしています。