大学の知見による地域課題の解決を図るため、学生ならではのアイデアを募る「アーバンデザイン・アイデアコンペ」をUDCすみだが開催しています。
これまで、テーマや対象者を変えながら、全5回のアイデアコンペを開催しました。今後も、まちづくりのヒントを得るべく、継続して開催していきます。
iUのイノベーションプロジェクトから誕生した、傘のシェアリングを通じて社会課題解決を目指した学生発案のプロジェクトで、駅で処分される傘をリユースし、墨田区内に設置した傘置き場にて無料で傘の貸出を行います。サービス開始時は「東武亀戸線 小村井駅」、「iU墨田キャンパス」、「UⅮⅭすみだ」の計3カ所に傘置き場を設置します。
UDCすみだでは、区・千葉大学・情報経営イノベーション専門職大学・区内関係団体が一体となり、「大学のあるまちづくり未来ビジョン」の策定を進め、国土交通省の官民連携まちなか再生事業として令和5年3月12日に策定しました。
iU情報経営イノベーション専門職大学と千葉大学の両学の間に、「キャンパスコモン」という公共屋外スペースが誕生しました。設計から整備まで、UDCすみだがコーディネートを行い、随所に大学の知見を活用した公園として令和5年3月に開設しました。今後、あずま百樹園の再整備を実施し、キャンパスコモンと併せて、より大学を身近に感じることができる魅力ある公園となる予定です。
墨田区は学生のための安価な賃貸住宅が少ない地域です。一方、古く魅力的な木造住宅が多い地区として有名ですが、耐震や耐火などに問題があるケースが少なくありません。 そこで、学生が「考え」「作り」「住む」ことをスローガンに、長屋や空き家を改修し住み続けている居場所づくりのプロジェクトを始めました。そのプロジェクトを「すみだアカデミックハウス」と名付け、学生の実践教育の場としても位置付け活動しています。 令和3年度には東京都エリアリノベーション推進事業に採択され、現在、京島の古民家を対象にした「アカデミックハウス第2弾」がスタートしています。