令和3年に9月22日に、iU情報経営イノベーション専門職大学のホールで開催された大学のある街のトイレ アイデアコンペ最終審査会が行われました。
厳正な審査の結果、最優秀作品は、千葉大学の学生チームによる作品「小径と光のトイレ ー狭小を使いこなす墨田の街と共にー」となりました!
作品NO.14 小径と光のトイレ ー狭小を使いこなす墨田の街と共にー
千葉大学名誉教授の栗生明審査委員長の講評では、以下の点において特に優れていたことが、最優秀の決め手であったとコメントがありました。
・詳細なフィールドワークにより、文花・京島地区の特徴を踏まえたトイレ提案となっていること。
・トイレの壁が巨大なスクリーンとして活用でき、プロジェクションマッピングなど、大学の研究を地域が身近に体感できる仕組みであること。
・「見える清掃用具」をコンセプトに、地域住民と学生が清掃活動を通じた交流を誘発できる提案であること。
最優秀賞を受賞した千葉大学の学生今回選ばれた作品アイデアをもとに、今後、墨田区が現在進めているあずま百樹園・キャンパスコモン整備事業で設計に反映し、令和6年度内に公園トイレとして設置する予定です。
あずま百樹園・キャンパスコモン整備事業
UDCすみだでは、「安全であること」「清潔であること」「維持管理しやすいこと」「ローコストであること」を念頭に、学生と共に、本作品をさらにブラッシュアップし、実施設計を進めていきます。
前の投稿前へ
次の投稿次へ
アーバンデザインセンターすみだ